結局夕べは本を読みながら寝てしまい、今日午前中のお昼寝タイムに寝かしつけながら見た。

これ、とっても好きなタイプの映画。
淡々としていて大きな事件があるわけでもなく、見ていてドキドキする事もない。
ドキドキハラハラも嫌いじゃないけど、こんなふうにゆっくり時間が流れていて、登場人物やその周辺(インテリアだったり街並だったり服装だったり今回の場合は食器だったり)が魅力的というタイプの映画や小説に惹かれることが多い。
何と言っても小林さとみが演じる「サナエ」がとてもすてき。多分いろいろなところで言い尽くされているだろうけど、地味だけど地に足の着いた毎日を送っている感じ。お客さんがこなくても食器を磨いて、テーブルをふいて、夜には必ず気功を行ってから寝る。
気負ったところを周囲に全く感じさせないけれど、やりたいことのためにこつこつ努力を重ねていくタイプなんだろうな・・なんてことまで考えてしまう。小林さとみが演じたからますますそう感じたのだろう。

そしてまた、やっぱりインテリアや食器は素敵。マリメッコやらイッタラがさりげなくでてくるんだけど、この建物、このインテリアだからこそますます素敵に見えるんだろうな。

私のヨーロッパへのあこがれは小学三年生くらいから読み始めた、リンドグレーンの作品から始まった。特に好きだったのは「やかまし村」のシリーズ。白夜や氷砂糖をおやつに食べる事などびっくりしながら夢中で読んだ。リンドグレーンの作品は図書館で借りて、すべて読んだけど、このシリーズとピッピのシリーズはあまりに好きだったので買ってもらった記憶がある。やかまし村シリーズの舞台であるスウェーデンに一度行ってみたい気持ちは今も変わらない。

この映画を見てフィンランドも行ってみたくなった。
IKEAができて北欧っぽいもの(?)は安く手に入るようになったし(でもあの駐車場渋滞はいただけない・・)、うちの東にあるインテリアショップではマリメッココーナーが充実、西にある本屋では北欧コーナーがあって、食器やお菓子まで売っている。
うちのリビングは北欧っぽいものが似合わないインテリア(カーテンが全然違う傾向)だし、夫も北欧風のインテリアはあまり好きではないので今はあきらめているけど、息子の部屋はそれっぽく仕上げたいと画策中。

かもめ食堂

2007年1月12日 映画
DVD バップ 2006/09/27 ¥5,040 フィンランドのヘルシンキで日本食堂を経営しているサチエは、図書館で知り合ったミドリを食堂のスタッフに迎える。お客は、日本アニメおたくの青年しかいない店にボチボチ人が集まるように。悩みをかかえたフィンランド人、荷物が出てこなくなって困っている日本人など、個性的なお客さんたちが、かもめ食堂に集まり、サチエたちの温かな…

本日、ツタヤディスカスから届いた。公開中から見たかったけど行けなかったので楽しみ。
今晩、息子を寝かしつけながら見よう。

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